通信制苦学記録

大学通信教育課程の史学科でアタフタしてました

アフリカ世界の歴史と文化('13) [2020年度2学期履修]

人生において、まさかアフリカ史の講義を取ることになるとは……すごくいい機会でした。

元々西洋史科目が設置される枠らしいが、学生たちの視野を広めるためにあえてアフリカ史にしたらしい。ただし、21年度からは西洋中世史('21)に改編されています。

 

講義でもっとも興味深かったのは、奴隷の概念の転換ですね。

今を生きる我々が思い浮かべる「奴隷」のイメージは、重労働だとか家畜のような扱いなどでしょうが、それはあくまで大西洋奴隷貿易以降の話であることは強く認識しておかないと、それ以前の歴史を読み違えてしまうことになりかねないことは重々弁えておくべきであろう。

また奴隷船の船員に関する研究が現れ出している、という放送講義での情報から、新大陸へ向かう奴隷船内の奴隷たちの扱いの酷さは誰だって知っていることだろうが、そもそも大航海時代における船乗りたちもろくでもない扱いだった(例えばウジの湧いた塩漬け肉を海水で塩抜きしたものと虫食いでスカスカなビスケットな食生活やら壊血病やら)と直結して考えられなかったなあ、と反省。なんだかんだで想像力が足らんね。

そんな訳で試験も奴隷貿易を選択しました。評価は……まあこの後書く通り、ボチボチでしたわ。

 

通信指導、試験共にA評価。

通信指導は法政通教でキリスト教史を取っていたことを意識してアフリカのキリスト教について、非カルケドン派の成立と、その後のエジプトのコプト及びエチオピアについて。これを書くための調査で「横浜市立中央図書館はとても強い」ことを知ったのが大きな収穫。下戸のくせに野毛に住みたいと言い出す人は図書館目的でしょう(お前だけでは)。