通信制苦学記録

大学通信教育課程の史学科でアタフタしてました

egword Universal 2 で卒論を少しだけリライトしてみた

 

Word for mac(以下Word)に散々振り回されて醜くなってしまった卒論。先生はどうでも良さそうでしたが、私としては屈辱的でありまして。それでリライトすることを考えてましたが、前回の記事でも言及した通り、egword Universal 2でそれをやってみることにしました。

以下少し触ってみて感じたこと。

 

・良い点

  • 縦書でもルーラーがある。「は?」と思われる方もいますでしょうけど、なななんと、Wordには無い!ただ、それ故にWordで作った縦書文書を移植する時にとてもめんどくさいことになる訳ですがね(察して下さい)。
  • Wordの、最終行が空白になる例のアレが当然無い(何度「khorosぞ」と呟いたか)。(※3/18追記)どうやら、こちらでも起こるようです。対処方法についてはこちらを→ https://mobile.twitter.com/monokakido/status/974285784982241280
  • ルビがものすごく振りやすい!縦中横も楽!これだけでもう使い続けたくなる。
  • 注機能使用時、注番号を(n)と設定することができる(これについては、私がWordの機能を使いこなせてない可能性がありますけど)。
  • 傍点・圏点の種類が豊富。私のような明治時代の文章を引用する場合に必要となるんですよ。卒論では、断りを入れた上で白丸を黒点にしてましたが、これで正しくできる。

 

・悪い点

  • 古いソフトということもあって、元々期待してなかったとはいえ、やっぱり縦書の注がね……せめて番号を縦中横できればねぇ。ルビが振りやすいので、本文中の注番号は縦書のセオリー通り文字の横に置くことも簡単にできますが、その場合でも数字を縦中横にすることはできませんので、あんまり意味がない。
  • 図版に番号やキャプションを追加できない。この点はWordの方が優れている。これについては、私のように図版を多用するものを書く場合にはちょっと面倒かも。

 

横書ならば文句は図版のところくらいしか無さげ。で、縦書の場合だと、やっぱり注の問題が大きい。

編集などを介す場合は、どうせあちらで切った貼ったする訳なので割り切っても大丈夫でしょうけど、論文やリポートのように書いたものをそのまま提出して評価を受ける場合(まぁ、教員側もワープロソフトの限界を知ってますでしょうから、ある程度ならば大目に見てもらえるだろうけど)や、同人誌みたいに自分で組版するような場合に頭を抱える訳ですよ。

だけど、所詮ニッチな要望に過ぎないそれに応えたとして、十分な見返りはまず見込めないだろうから、永遠の未解決問題(縦書自体が廃れるというのも含めて)となるだろう。なので、諦めるか、あるいはLaTeXやらIn Designを習得するか、でしょうね。