通信制苦学記録

大学通信教育課程の史学科でアタフタしてます

西洋史特講(キリスト教史)第2回(1)[2016]リポート再々提出

提出済2科目も合わせて万事上手くいけば、これが最後のリポート提出。そうなってくれ。

 

第2回受講開始からそろそろ1年、そして「他の参考文献も参照して」「一から書き直せ」と言われてから半年前、ようやくの再々提出。

 

今回は、イエスと、その存在がどうしても気になった洗礼者ヨハネとを対比する形で論じて見ましたが、どうなんだろうか。

また、前回までは聖書記事を独力で解釈してみようとしましたが、今回は基本的に参考文献をまとめる感じになりました。自分で解釈するのは正直無理。これで落とされたら本当にどうしたものか。もう書けないと思うぞ。せっかくの単修A+が……。

 

使用した参考文献は以下の3冊。

 

・上村静『宗教の倒錯』

設題総覧で参考文献として挙げられている先生の著書。実は前回までは、先述の通り「独力」にこだわったために、史的イエス関連の章節については、試験勉強箇所以外はきちんと読んでなかったんですよね。

キリスト教史を取らない人にも一読をおすすめしたい1冊。

 

大貫隆『イエスという経験』

何だかどっかで見たタイトルそっくりだなと思いつつ。個人的に「イエス=食べたり飲んだりが大好きな男」という指摘がツボで、大いに参考にしました。元祖ウェーイ系イエス

 

田川建三『イエスという男 第2版[増補改訂版]』

タイトルは知ってましたが、いい機会だったので、ようやく読みました。特に(観念的)貧乏を称揚する裕福な人間をボロカスにこき下ろすところは、内◯樹をイメージし、「せやせや、◯田樹を吊るせ!」みたいな感じで読んでました。全体的に煽るような文体であるので、それに釣られる危険性があります(さっきのがいい例)。ですから、その点を注意しつつ読む必要があると思います。

ところで、この本での攻撃対象に荒井献氏がいるのですけど、上記の2冊の著者たちは、実は荒井氏の流れのようです。そして検索すると、先生と田川氏との間で相当激しい論争が起こったことがあるらしいです(詳しくはわからないのだけど)。

ちなみに荒井氏の著作や、上記2冊はどれも岩波書店という大手版元。何だかメインストリーム感があります。一方『イエスという男』は、初版は三一書房……こてこての左派なところですね。今回使用した第2版は作品社。田川氏も褒めてましたけど、ここの本っていい装丁なのが多く、同書もシンプルながら美しいです。