通信制苦学記録

大学通信教育課程の史学科でアタフタしてます

通教生アンケートに思う

通教生アンケート答えてますか?通信学習その他システムについての意見はここでしかできないっぽいので、何かがあれば是非ともぶつけておきましょう。

 

ちなみに昨年度の満足度は星4つにしてます。一昨年度は2つにしてましたが、ぶっちゃけスクーリングの予備登録に落とされまくった腹いせです。幼稚ですね。一方昨年度は、「実証主義」を標榜する通り、史料を読ませるスクーリング科目の多さという本校史学科通教課程の良い点が体感できた年だったからですかね。そこだけで関東で歴史学の通信をやるなら某ブランド大よりも本校だと強く思う。あっち講義ばかりだし、そもそも学科が無くてリベラルアーツ寄りだし。

 

ところで昨年度分のアンケートの自由回答に対する事務や関係部署からの返信が公開されて(今は見れないっぽい)、とても良いと思いました。それを読んで気になった点があります。

それはスクーリング中心の受講者への苦情です。どこぞで怒られそうだけど、個人的にいわゆる「スク専」の何が悪いのかが正直わからない。私はスクーリングを取れるチャンスのある人はどんどん取ればいいし、そうじゃない人のために通信学習やメディアスクーリングがある、つまりスクーリングにしろ、通信学習にしろ、それらは単なる手段に過ぎない、という立場。スクーリング中心の人の学力が云々とは言っても、むしろ「通信学習で本当に学力が付くのか?」というのが制度制定過程からの問題であり、だからこそスクーリングなんてものができてしまった訳で。

ちなみに事務からの返信は「単位の取り方は自由」。至極真っ当なものだと思いました。

 

※スクーリング制度についてはこんな論文があります。

 

UTokyo Repository: 制度創設期における大学通信教育の性質についての考察 : 「スクーリング」という存在を手がかりに

 

スクーリングという制度の怪我の功名としては、通常の大学教育では問題にならない、著作権や所有権他諸々の権利が大きく関わってくることの多い文学部(特に歴史学)のカリキュラムについて、それを普通の大学教育に準じたものを提供することができる、というものがあるのではと考えます。またそれは「何で史学科にメディアが無いんだ?」という疑問の答えであり、そして大学通信教育のICT化におけるネックでもあります。現にそういうしがらみのない学科や科目ではメディア化がガンガンなされてますし。

 

この論文については他にも思うところはありますが、手元に資料が無いので、またいつか。