通信制苦学記録

大学通信教育課程の史学科でアタフタしてます

『通信学習シラバス・設題総覧 2017』

新年度セットを一昨日受け取りました。不在票が入ってたのは3日(木曜日)だから、昨年よりも遅い。

今回は『通信学習シラバス・設題総覧 2017』を見て気になったところのメモ、というか気持ちの悪い通教オタクの文章です。

 

東洋史概説

概説科目のうち日・西は変わりませんが、この科目だけは毎年何かしら動きがありますね。一昨年度までは毎年設題が変わり、昨年度は担当教員が代わり、今年度はテキストが通教テキスト(河原正博著)から昨年出たばかりの指定市販本に変更となりました。通教テキストの巻末付録(元々別冊だったのでしょう)である「学習指導書」が中々味わいがあってよかったのですけどね。

そう言えば、この科目通教テキストろくに使わず書いた記憶(林先生の頃の話だけど)。

 

・日本中世史 & 日本史特講(日本仏教史)

こちらも通教テキストから最近(2016年と15年)に出た指定市販本へと変更となりました。特筆すべきはそれに合わせてスタディガイドも出ること。どうも投げっぱなしが多い中、これは嬉しい。取る取らないは別として、シーズンインしたら生協へGOですね。

全体的な話ですが、スタディガイドを講義に代わるものと捉えて、もう少し積極的に書いていただきたいな、と思う。


・西洋史特講(西洋哲学史)
こちらは通教テキストの改定で、教科担当の担当の鶴岡氏の手によるもの。専門は生命倫理の様ですね。

 

CiNii Articles 著者 - 鶴岡 健

 

旧テキスト(長谷川克彦著)はヘーゲルで終わっていて、あとがきで中途半端なところで終わってしまったとあり、次回改定の際の近代哲学の章の目次案が書いてありました。このヘーゲルで終わるのは、実は初代テキストもそうでして、その著者はあの桝田啓三郎。そのテキストを使用していた時代(『世界の名著』なんかが刊行された後とか)にその名を知る人は「キルケゴールは!?」と驚いたかもしれませんね。さて、3代目となる新テキストではどの時代まで取り上げてますのでしょうか……旧テキスト配本済だと新テキストは配本されないだと(『学習のしおり』参照)……1800円か……。
余談ですが、旧テキストは思想とは直接関係のない来歴などに結構割かれていて、割と退屈しない作りだったと思います。

  

・西洋史特講(ロシア史II)
設題他一切変化なし。しかし、時代は変わります。そのためこんな事が起こってます。

 

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版元が昨年頭倒産してしまったんですよね。昨年の初夏ごろはまだ最安が1000円代だったのに……。

 

・西洋史特講(アメリカ史)

昨年担当の岩崎氏が著作を出したのは知ってたんですが、それに加えて同氏の関わりのある1冊(著者の1人)も参考文献に追加。実は以前から示されている文献は大体持ってたりするのだけど、さらに追加かぁ。

 

・単修出題範囲

東洋史概説が新旧共通な一方で日本中世史は新旧で微妙に違います。問題も別々になるのかね。

今年度追加で公開されているのが、日本史特講(地方史学)、日本史特講(日本科学史)、海外交渉史の3つ。

削除がテキスト変更後の経過措置が終了した指①・西洋史特講(キリスト教史)のみなので、出題範囲の公開が進んだことになります。