通信制苦学記録

大学通信教育課程の史学科でアタフタしてます

史学演習(日本)[2016冬期] その3 論文追試編

2群受講のみなさん、お疲れ様でした。

一方こちらはまだ1群の振り返り中です。まあ、これで最後ですが。

 

史学演習(日本)[2016冬期] その1 概観・感想 - 通信制苦学記録

史学演習(日本)[2016冬期]その2 準備編 - 通信制苦学記録

 

前回「読んでおいて」と言った論文、読みましたか?面白かったですね。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い案件ですね。

 

ところで、「何故この論文が使えなかったのか」はわかりましたか?

答えは「使用されている史料が林政史研究所所蔵のもの」だったから。その1をきっちり読んでたらわかったかと思います。

 

レジュメの史料編に使える史料は、原本やそれを撮影したものが使えればベストですが、『大日本史料』や『大日本近世史料』などの他御触書集などと言った原本を忠実に翻刻したものを使用するよう言われると思います。そして、そのようなものは卒業論文執筆の際に使用できるものでもあります。

ですので、論文に引用されている史料名や注で示されている史料集をOPACで検索してみてヒットするかどうかを調べて、そのヒット率が高ければ先生からOKが出る可能性が高いと言っていいでしょう。

 

注意点としては、自治体史の史料編には使用できないものがある、というところ。例えば読み易いようにレ点を売ったりしてるものがありますが、これは史料を加工してしまっているので不可とのこと。私も注で示された史料の一つがこのパターンでした(本編のは『大日本近世史料』のものが大半でしたがね)。

 

とまあ偉そうに長々と書いてきた訳ですが、私の論文決定のプロセスは、

 

「事前に探したものが弾かれる」→「『回顧と展望』を見て、興味があるものを検索して機関リポジトリから落とす」→「図書館でたまたま手に取った論文集から1つ取り出してOPACを叩いたらヒット率が高かったので予備として持参する」→「予備のものが許可される」

 

と言う感じでした。グダグダやん。

 

「史料とは何か?」は学習ガイダンスだとかで散々言われると思いますが、今回のスクーリングはさらに踏み込んだものであると言えるでしょう(もっとも日本近世以前に収まってますが、それでも)。その点で受講してよかったと言えますし、特に日本史で卒論を書く人は必修レベルなんじゃないかなと思います。まあ、楽ではないですけど、覚悟を決めて受けて下さい。