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通信制苦学記録

大学通信教育課程の史学科でアタフタしてます

史学演習(日本)[2016冬期]その2 準備編

史学演習(日本)[2016冬期] その1 概観・感想 - 通信制苦学記録

 

冬スクの史学演習についての覚書その2は事前準備について。

 

・予習

シラバスには事前準備として「近世の概説書を読む」とあり、授業中ほんのわずかですが、近世史についての質問がありました(ちなみにこうした質問や論文の輪読の順番は出席簿順番)。またこれは論文追試における論文選択や内容理解、そして要旨編の作成なんかにも効いてくるかと思います。

 

また、輪読などで史料になってる古文書(今回は証文・詫状)を読むことになるので、それに向けたテキスト(例えば漢文。学参として300円で売ってるやつとか)をやったりだとか、古文書についての入門書を読んでみるだけでも違うと思います。ちなみに私は以下の本を読みました。

 

日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法 - 株式会社 吉川弘文館 安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社

 

以上の他に考えられる予習としては、「論文を収集しておく、あるいはある程度目処をつけておく」でしょうかね。

その手段としては以下のものが挙げられます

 

  1. 普段から学術雑誌や研究書に目を通す
  2. 『史学雑誌』回顧と展望を眺めて、面白そうなものをピックアップしておく
  3. 機関リポジトリを活用し、論文をダウンロードして読んでおく

 

2と1・3とは連動してます。

ちなみに私は上記をやっておいてはいたのですが、肝心の「どのような論文が使えるのか」についてがわからなかったため、結局2日目に適当に手をつけた雑誌のものを使う羽目になりました。「使える・使えない」の判断については次回。

 

予習についてはこんなもんですかね。

あ、「図書館の使い方」も事前に調べておくといいかも。

図書館のHPをしっかりと読んで、近所の人なら時間作って来館、遠方の方なら初日早目に来るか、授業後にでも行って説明を受けておきましょう。また夏スクの時に図書館ガイダンスがあるので、それに出ておくのもいいでしょう。

 

・準備しておくとよいもの

  1. コピーカード(それを買うための現金)
  2. A3用紙を収納できるファイルだとか袋
  3. のり・はさみ・ホチキス(人による) 

 

1は史料のコピーの他レジュメを提出用と自分用に加えて、受講者全員分必要です。現金だと1枚10円ですが、コピーカードだと1枚3円少々だし、コピー機もコピーカード専用のものが校舎内にチラホラあるので。

2は1で言ったレジュメの配布・持ち帰り用ですね。

3はレジュメの史料編を作るためのもの。ただし、コンピューターを使うのなら必要無いです。

 

他年間利用ユーザーIDを持っていれば、情報カフェテリアや図書館のガイダンス・ルーム備付のPCが使えたりしますし、自分で持ち込む場合も学内ネットワークがつかえます。またいずれの場合も学内オンラインプリンターが使用できます(A3の場合は6円、ただしデフォルト設定がカラーになってるので要注意)ので、「印刷」→「チェック」→「手直し」→「印刷」と、ギリギリまで粘れてとても便利です(私はそれで当日11時まで弄ってた)。

 

次回は、論文追試で「使える」論文、「使えない」論文について。

予習として「使え」なかった以下の論文を「なぜ使えなかったのか」を意識しつつ読んでおいて下さい。

 

徳川林政史研究所

より藤田英昭「徳川慶勝の上京と京都体験-文久三年上半期を中心に-」(ページの下の方にあります)