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通信制苦学記録

大学通信教育課程の史学科でアタフタしてます

歴史資料学(近代)[2016秋期]

スクーリング 史学科選択科目 秋期スクーリング

昨日までの史学演習よりも先にこっち書かないとね。本当は成績出てから書きたかったのだけど。

 

この科目は近代における古文書・古記録を扱うもので、担当は宮内庁書陵部に居られた岩壁先生。

ちなみに2年から受講可能ですが、私は、昨年度は予備登録の抽選で落とされてしまいました。

取り上げる題材は行政文書や書簡、日記だけでなく、近代だけに写真(これで1回丸々使った)だとか、オーラル・ヒストリーなども取り上げてました。

 

もっとも、取り扱う史料の大半は毛筆かつくずし字ですので、予習で読んでみようにもなかなか一苦労。さらに活字(翻刻)であっても、原本と比較すると、原本にある文の一部が翻刻されておらず、そのため文意が正反対になっていたりだとか、和文タイプのものの場合、その性質上(カーボン紙を使って紙に文字を打つ)文字が元々薄かったり、あるいは時とともに消えたりしてしまっていたりと、毛筆・くずし字とはまた違った注意点や読む上での苦労がありました。

 

ところで「絶対出席して下さい」と言われた第2回目はくずし字など史料を読む際の基礎知識のレクチャーでして、「これ受けてから夏スクの長井先生の演習だったらどれだけよかったか」とリアルで恨み節をしばらく吐いてました。それはともかく、2年の人はこちらか夏にやってる近世のどちらかを取っておくと、後々楽になるのではないかな。

 

講義ですが、史料だとかそれの翻刻や解説は配布されますが、事細かなレジュメの類はありませんので、先生の話される「史料の性質・問題点」みたいな話は聞き流さずにノートに取っておく必要あり(そういうところも試験に出た。個人的にびっくりしたところなので運良く覚えてた箇所でもありましたが)。

 

試験は漢和辞典のみ持ち込み可。

問題は、史料に「何が書かれているか説明」だとか、「読み下しを平仮名で書く」、そしてさっき書いた「史料の性質・問題点」についてなどが、今回は大問(=史料)が2つの小問が計4か5つ、そして古文書で頻出する表現や漢字の読みを問うのが6問だったか。まあそれほど難しくはないです(が、まだ成績が出てないので、恥をかく可能性がが……)。

試験勉強としては、ノートを見返すのと、史料を音読ですかね。

 

残念だったのは、シラバスにあった『昭和天皇実録』に関することができなかったこと。関係者の話が聞けるだなんて、と思ったのですが……授業内ではなく、定期試験にしてくれればねえ。

あとは教室がF309だったのですが、ちょうど真上が体育館なせいでうるさかったのがね。