通信制苦学記録

大学通信教育課程の史学科でアタフタしてます

日本史特講(日本思想史)[2017]リポート返却

まずはダメな方。

 

設題1(1):A

設題2(1):D
リポート受付:17/6/23
Web成績登録:17/7/25
リポート返却:17/7/27

 

不合格の設題2ですが、多くの事項がよくまとめられているとの評価。けれども、予想通り結論のところがまずい、逆を言えば、それだけが良くなかった。

構成がグダグダでも内容が評価できるなら、総合的に見て合格にする先生が多い印象ですが、思想史・仏教史は、どうやら型にきっちりとはまっていないと合格にはしないようです。あと、何となくですが、リポートも試験も、構成・内容に加えて、誤字脱字やら段落分けなど、それらもパーフェクトでない限りA+を出さないタイプっぽい。

 

で、リポートはもう直しちゃいました。第二次指導の時に提出しようと思います。

 

というわけで、8月は研究に集中できそうです。

成績更新(17/7/27)

予備登録通っていれば、本来スクーリング受講中だったのにね。落とされて結果的にはよかった気がしますが。

 

・リポート登録(17/7/21受付)

 

※卒論の進捗

 先行研究を慌てて追加中。参考文献もまだ読んだりまとめたりしなければならないのがまだあるが、お盆前までにはなんとかしましょう。

当たり前のことですが、視点変われば評価も変わることに注意を払わないとなりませんね、と追加する先行研究を読んで思った次第。

成績更新(17/7/25)

はいアウト。

 

・リポート結果(6/23受付)

  • 日本史特講(日本思想史):第2回不合格
  • 日本史特講(日本仏教史):合格(単修A合格済)

 

 という訳で、4単位修得につき、卒論除く残り卒業所要単位数が8となりましたが、日本思想史のリポートが不合格であるため、前期での学習終了とはなりませんでした。残念でした、べろべろぷー。

 

日本仏教史の合格にホッとしました。スリーアウトもあり得そうな気がしましたから。とりあえず、講評やリポート本文に書かれるアドバイスなどの通りにすれば大丈夫なようですね。

 

日本思想史の不合格は第2回かー、むしろ第1回が一発合格なのに驚いた次第。どこがダメだったかは講評見るまでわからない感じ。何となく思うのは、明治初年の廃仏毀釈を中世と近世との違いの象徴と見立ててちょっと長めに書いて、それで論述を締めくくったのがダメだったのかなと。あとは中世の儒教説をろくに書けなかったりだとか、人名や書名があまり出てこなかったのもマイナスか。だけど、それで2000文字前後にまとまるのかね。とは言え、担当は仏教史と同じ岡野先生なので、指導の通りにすれば何とかなるとは思うけど。

再提出リポートは、7月中はさすがに手が出せませんが、第2次指導後から8月の期限までに終わらせたいところ。うーん、キリスト教史もどうなんかねぇ。

選択科目・他学部公開科目[2015 GW・夏期・後期週末]

夏スク直前のブログ以前の受講科目シリーズ。今回はスクーリングでの選択科目と他学部公開科目。1年次は受講できなくて、3年次は別個記事がありますので、全て2年次の時のものです。

 

憲法[2015GW]

試験成績:A

 

担当は金子先生。

GWに憲法の講義とは、とても法政らしいなとは思いますが、だからと言って、内容は「アベ政権による壊憲が」とかではないです(当たり前だ)。

 

内容は日本国憲法の運用だけでなく、各国の憲法の成り立ちや考え方も学びます。

六法持参となってますが、最低限の条文はレジュメ(わざわざ冊子にしている)にあるので、他に法学関連の科目を取らないのなら必要ないとのこと。もっとも、わざわざ持ってきてくれたのだから、とレジュメには載せていない法律の条文を読むことはありましたが。

 

この先生の上手いなと思ったのは、質問は質問票に書かせて、毎回授業開始時間に答えるというところ。丸一日拘束される上に、オフィスアワーなんて無いから、休み時間延々と質問攻めにされてしまい休めない、という光景を見ますからね。ちなみに私は2通出しました。

 

試験は知識を問う選択問題や記述式問題と、論述が2問でした。試験後論述に何を書いていればいいかの解説があったのですが、1問、解答スペースが足りなくて端折ったものも書かなくてはならなかった(+その代わり余計なことを書いた)とのことで、そのせいかこの評価。惜しい。

 

試験前に「他学部の人から論述の仕方がわからないと言われていて、どうわからないかがわからなかったが、ようやくわかった」と言って、法学の論述についての簡単な説明がありました。せっかくのアドバイスが、私には活きなかったんですね。やれやれ。

 

法学部の専門科目ですが、以上のように他学部生にも配慮していただけますので、個人的にはオススメ。

 

情報科学実習(dコース)[2015夏期]

課題結果:A+

 

 担当は渡辺先生。20年ほど通教のこの科目を担当しているのだとか。だからこそ、最終回に「皆さんにお願いがあります、卒業して下さい」と言われたのだろうな。

 

dコースは、Word、Excel、そしてAccessを主にやります。課題ですが、最終日に課題を記録したUSBメモリに入れて渡し、それを取り込むスタイルでの提出となります。学部生みたいにオンラインストレージに接続できればオンラインで提出できるのでしょうけど、こればかりは仕方がない。

 

Wordは「インターネットが我々の生活に与える影響」みたいなテーマだったか、それ沿ったエッセイをA4用紙1枚(大体1200文字くらい)で。Excelは花火大会のリスト作成、そしてAccessは文献リスト作成(私は通教の指定テキスト集を作ってみた)。手慣れた人には余裕かと思います。

 

注意点は2つ。

まずはビデオ(NHKスペシャルGoogleのやつ)を観たりだとか、各アプリケーションソフトの操作がごくごく基本的な操作から始まったりするので退屈してしまうかもしれません。そういう時にブラウジングしてしまいそうになりますが、当たり前ですけど、教員は全てのディスプレイをモニターできます。私はそれに最初気付かず、Google Earth で午前中の東洋史特講で取り扱った都市を見たりだとか、先述のビデオに出てくる「Googleアフィリエイトの稼ぎで生活しているあいつの今は」を検索したりだとかしてしまいました(が、お目こぼしをしてもらえたらしく)。

もう1つは、参加者には学内ネットワークのゲストIDが発行されますが、そのログイントラブルが結構見受けられたところ。ゲストIDの問題なのか、受講者側の問題なのかわかりませんが(何だか操作に慣れてなさそうな雰囲気な人ばかりだったので、後者だと思う)、ログイン時はちょっと注意した方がいいかも。ちなみに私はネットワークの年間利用IDを持っていたので、それを利用しました。

 

法律学特講[2015後期週末]

試験成績:A

 

担当は武生教授。通教の2017年度版パンフレットに出ている方ですね。

 

武生先生は後期週末スクーリングの法律学特講を毎年担当しているようです。内容は知的財産権についてで、2015年度は特許権でした。

 

講義スタイルとしては、PowerPointの読み上げ。そのスライドがとても多くて多くて、レジュメは両面にスライド8枚印刷されているのが、1日40枚くらいだったか。

 

ケーススタディとして、越後製菓サトウ食品の切り餅の加工を巡る特許侵害訴訟が取り上げられていました。ニュースとしては知っていましたが、その裁判の経緯についてまでは知りませんでしたから、とても面白かったです。ところでこの訴訟、どうやらケーススタディとしては最適らしく、参考文献に挙げられている本(有斐閣ストゥディアのやつ)にも出てきました。

 

試験は持ち込みありで、記述式と論述が2問。記述式の問題が多かったので先に論述の方から解きましたけど、記述式の方は結局時間が足りず、5問くらい空白夏スク状態で終了となってしまいました。何せスライドの量が膨大でしたから、まず「何がどの日のレジュメにあるのか、そしてそれのどこにあるのか」がわからなくてわからなくて……。ですから、インデックスを作っておくか、いっそレジュメは使わずに、ノートにまとめておくかしておいた方がいいかも知れない。とは言え「ダメだこりゃ」と思った答案でもAをいただけたのですから、論述から先にやった方がいいということですね。

 

※最後にアドバイス

つど◯には期待してはならない。私は何だかんだで富士見坂(生協運営)が一番好きなんですけど、8月は営業しないようで残念。

あと、生協でテキスト購入される方へ。通教テキスト購入の際に学生証確認が入るようになったようなので、忘れずに持参した方がいいですよ。

成績更新(17/7/20)

ぎゃーっ!

 

 

卒業論文

 

卒論の進捗ですが、史料の面白そう&ポイントの1つとなりそうなところを先に読んでみました。全体の読解と分析はこれから。実はまだ目次すら作ってないのですけど、来週末にはある程度カタチは作れているはずでしょう。レジュメですが、31日も休み取ったので、その日と当日午前中を使ってでっち上げましょうね。

 

ところで冒頭の悲鳴は仏教史の修得単位のところが空欄だったのを見たときに発したもの。ええ、リポートはどちらも添削中でしたよ。漫画ゴラクの今週の星占いが最下位だったので、結果が出なかったのはむしろラッキーなのでは(星占いの媒体とそれを判断基準にすることがおかしい、というツッコミは不要)。

史学科選択必修科目[2014〜15]

1年ぶりのブログ開始以前の受講科目記録。そろそろ夏スクですからね。西洋史概説については一応記事はあるのですが、改めて。

 

・日本史概説[2014夏期]

 試験成績:A+

 

担当は安田先生。

 

内容は近世史で、三大改革を中心に、例えば高札についてであるとか、幕府の出した法令の各藩への伝達、慶弔儀礼などについても。それに加えて、江戸時代に書かれた文書を読んでみるなんてこともやりましたが、これは成績評価対象外なので気軽なもんでした。全体的に高校までとは解像度の違う内容の講義に、初めてのスクーリングということもあり、「おおっ」と興奮しました(高校で日本史やってないけど)。ただし、その高解像度がために、初心者にはよくわからない用語も出てきますので、日本史辞典の類を持参したほうがいいと思います。

 

試験は持ち込みなしで、「短い期間で論述は厳しいでしょうから」とごく基本的な用語の穴埋め15問。全て解き終わって時計を見ると7分しか経ってなかった。それから数分後、提出しようと立ち上がった人がいたのですが、たしなめられてました(結局退席は試験開始30分後から)。こう書くと簡単に思えましょうが、どこからともなく「えーっ……?」という声を漏らす人も。要するにどの科目でも言えましょうが、難易度は相対的なものです。でも、この回はさすがに簡単過ぎたので、以降は難易度上がってるんじゃないんですかね

 

東洋史概説[2015夏期]

試験成績:A+

 

担当は塩沢准教授(当時)。パンフレットや学習ガイダンス、そして東洋史特講(南海史)の通信指導をされていたりだとかで、通教生にとって専任教員の中で最も馴染みの深い人でしょうか。法政の東洋史専攻は時代区分ではなく、文献と物質という区分になっていまして、塩沢先生は後者の人です。 

 

内容は中国歴代王朝の首都について。発掘資料の他、現地調査の結果やその際の写真、地誌、地図、衛星写真などを駆使して説明を進めて行く講義でした。歴史の授業ではありますが、地理学的要素が非常に強いため、自然地理学の知識を事前に得ていると理解しやすくなると思います(私はこの講義を見据えて、事前の春スクで自然地理学を受講しました)。

 

試験は5日目の最後に問題が8つ発表され、その中から2つ選んで論じるという形でした。手書きノートの持ち込み可なので、基本的には授業ノートをしっかりと取っていれば基本的には大丈夫でしょうし、毎日参考文献も使って復習しておけば、試験対策も楽々でしょう。さらに「解答を事前にノートに書いておいて、それを書き写す要領のいいのがいるんですよね」と攻略法まで話してくれる非常に優しいお方です。もっとも、「あなた方のリポートは(甲骨文字で書かれた)金石文よりも読み辛い」という嫌味も言われますがね(もっともこれは、この発言に続く話の枕ですし、それを聞けば「そういうことか」と納得する類で、単なる意地悪ではないです)。

 

・西洋史概説[2015冬期]

試験成績:A+

 

担当は山田先生。専門はポーランド史だそうです。

 

内容はWW1直前からWW2までの、オーストリア=ハンガリー二重帝国及びその旧領諸国とポーランドについて。どうしてもドイツとロシアをベースに語られがちな土地ではあるが、今回はその両国が脇役であったのがとても新鮮でした。予習でWW1や戦間期についての本をいくつか読んでおくと理解しやすいかと思います(が、これ以降講義を受け持ってないんですよね)。

 

試験は持ち込みなしで、全4問中3問(論述)が前日に発表され、4問目は記述式で小問が3つ(語句の説明1問と、授業で出てきた都市の現在の地名と帰属を問うのが2問)。小問1つでやらかしてしまったが、それでもA+でした。

西洋史特講(キリスト教史)第2回(1)[2016]リポート再々提出

提出済2科目も合わせて万事上手くいけば、これが最後のリポート提出。そうなってくれ。

 

第2回受講開始からそろそろ1年、そして「他の参考文献も参照して」「一から書き直せ」と言われてから半年前、ようやくの再々提出。

 

今回は、イエスと、その存在がどうしても気になった洗礼者ヨハネとを対比する形で論じて見ましたが、どうなんだろうか。

また、前回までは聖書記事を独力で解釈してみようとしましたが、今回は基本的に参考文献をまとめる感じになりました。自分で解釈するのは正直無理。これで落とされたら本当にどうしたものか。もう書けないと思うぞ。せっかくの単修A+が……。

 

使用した参考文献は以下の3冊。

 

・上村静『宗教の倒錯』

設題総覧で参考文献として挙げられている先生の著書。実は前回までは、先述の通り「独力」にこだわったために、史的イエス関連の章節については、試験勉強箇所以外はきちんと読んでなかったんですよね。

キリスト教史を取らない人にも一読をおすすめしたい1冊。

 

大貫隆『イエスという経験』

何だかどっかで見たタイトルそっくりだなと思いつつ。個人的に「イエス=食べたり飲んだりが大好きな男」という指摘がツボで、大いに参考にしました。元祖ウェーイ系イエス

 

田川建三『イエスという男 第2版[増補改訂版]』

タイトルは知ってましたが、いい機会だったので、ようやく読みました。特に(観念的)貧乏を称揚する裕福な人間をボロカスにこき下ろすところは、内◯樹をイメージし、「せやせや、◯田樹を吊るせ!」みたいな感じで読んでました。全体的に煽るような文体であるので、それに釣られる危険性があります(さっきのがいい例)。ですから、その点を注意しつつ読む必要があると思います。

ところで、この本での攻撃対象に荒井献氏がいるのですけど、上記の2冊の著者たちは、実は荒井氏の流れのようです。そして検索すると、先生と田川氏との間で相当激しい論争が起こったことがあるらしいです(詳しくはわからないのだけど)。

ちなみに荒井氏の著作や、上記2冊はどれも岩波書店という大手版元。何だかメインストリーム感があります。一方『イエスという男』は、初版は三一書房……こてこての左派なところですね。今回使用した第2版は作品社。田川氏も褒めてましたけど、ここの本っていい装丁なのが多く、同書もシンプルながら美しいです。