通信制苦学記録

大学通信教育課程の史学科でアタフタしてます

東洋史特講(中国思想史)[2016]第2回再々提出リポート結果

今日はグッドニュースの方。

 

設題2:B

リポート受付:17/1/11
Web成績登録:17/1/30
リポート返却:17/2/1

(設題1:B 16/6/23)

 

講評としては、『水滸伝』の箇所は「向上が見られます」とのことだが、冒頭の「明代の小説について」のところとの接続が弱い、という指摘。

本文に赤が入ってたのはそこと、その言葉は「リポートに使うには不適切な表現」だ、というもの。まあ、確かにいい言葉ではないですね(今更調べた)。

 

講評は「前近代の中国文学に興味があれば読んでみて下さい」という感じで締めくくられてました。

水滸伝』は、抄訳は今回読んだのですが、実は岩波文庫の奴を全巻持ってたりします(神保町の古本まつりで安かったので衝動買い)が、封は開けていない状態。まあ、落ち着いたら手をつけたいと思います。

他は『三国志演義』は小学生の時に少年少女向け世界文学全集みたいなやつの抄訳を読んでた記憶(内容は覚えてない)。となると、『西遊記』と『金瓶梅』だな。うん『金瓶梅』だな(謎)

 

さて、これでリポートは済んで、残るは単修のみ。手応えがあったので、中国思想史の記事は次で最後になるはず!なってくれ!

西洋史特講(キリスト教史)第2回(1)[2016]再提出リポート返却

リポート2通帰って来ました。まずは悪いニュースから。

 

設題2(1):D
リポート受付:16/1/11
Web成績登録:17/1/30
リポート返却:17/2/1

 

講評には、まず「書き方が悪かったかも知れないが」という書き出して、「全部書き直して欲しかった」と。

前回のリポートで赤が入ってた箇所の修正を行って再提出をしたのですが、これはショック。

 

で、先日に今回の不合格を知って、「しゃーない、ほいじゃあ第1回の時みたいな書き方にすっぺ」という気分(=開き直り)だったのですが、講評の最後に「今回使わなかった文献も用いて」と。

 

という訳で、ほとんどゼロからのやり直し。

単修がA+で合格してるだけに、何とかしたいところですが。

 

史学演習(日本)[2016冬期]その2 準備編

史学演習(日本)[2016冬期] その1 概観・感想 - 通信制苦学記録

 

冬スクの史学演習についての覚書その2は事前準備について。

 

・予習

シラバスには事前準備として「近世の概説書を読む」とあり、授業中ほんのわずかですが、近世史についての質問がありました(ちなみにこうした質問や論文の輪読の順番は出席簿順番)。またこれは論文追試における論文選択や内容理解、そして要旨編の作成なんかにも効いてくるかと思います。

 

また、輪読などで史料になってる古文書(今回は証文・詫状)を読むことになるので、それに向けたテキスト(例えば漢文。学参として300円で売ってるやつとか)をやったりだとか、古文書についての入門書を読んでみるだけでも違うと思います。ちなみに私は以下の本を読みました。

 

日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法 - 株式会社 吉川弘文館 安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社

 

以上の他に考えられる予習としては、「論文を収集しておく、あるいはある程度目処をつけておく」でしょうかね。

その手段としては以下のものが挙げられます

 

  1. 普段から学術雑誌や研究書に目を通す
  2. 『史学雑誌』回顧と展望を眺めて、面白そうなものをピックアップしておく
  3. 機関リポジトリを活用し、論文をダウンロードして読んでおく

 

2と1・3とは連動してます。

ちなみに私は上記をやっておいてはいたのですが、肝心の「どのような論文が使えるのか」についてがわからなかったため、結局2日目に適当に手をつけた雑誌のものを使う羽目になりました。「使える・使えない」の判断については次回。

 

予習についてはこんなもんですかね。

あ、「図書館の使い方」も事前に調べておくといいかも。

図書館のHPをしっかりと読んで、近所の人なら時間作って来館、遠方の方なら初日早目に来るか、授業後にでも行って説明を受けておきましょう。また夏スクの時に図書館ガイダンスがあるので、それに出ておくのもいいでしょう。

 

・準備しておくとよいもの

  1. コピーカード(それを買うための現金)
  2. A3用紙を収納できるファイルだとか袋
  3. のり・はさみ・ホチキス(人による) 

 

1は史料のコピーの他レジュメを提出用と自分用に加えて、受講者全員分必要です。現金だと1枚10円ですが、コピーカードだと1枚3円少々だし、コピー機もコピーカード専用のものが校舎内にチラホラあるので。

2は1で言ったレジュメの配布・持ち帰り用ですね。

3はレジュメの史料編を作るためのもの。ただし、コンピューターを使うのなら必要無いです。

 

他年間利用ユーザーIDを持っていれば、情報カフェテリアや図書館のガイダンス・ルーム備付のPCが使えたりしますし、自分で持ち込む場合も学内ネットワークがつかえます。またいずれの場合も学内オンラインプリンターが使用できます(A3の場合は6円、ただしデフォルト設定がカラーになってるので要注意)ので、「印刷」→「チェック」→「手直し」→「印刷」と、ギリギリまで粘れてとても便利です(私はそれで当日11時まで弄ってた)。

 

次回は、論文追試で「使える」論文、「使えない」論文について。

予習として「使え」なかった以下の論文を「なぜ使えなかったのか」を意識しつつ読んでおいて下さい。

 

徳川林政史研究所

より藤田英昭「徳川慶勝の上京と京都体験-文久三年上半期を中心に-」(ページの下の方にあります)

成績更新(17/1/30)

今月期限のリポートの結果は一喜一憂。

 

 ・リポート結果(17/1/11受付)

 

キリスト教史なあ……。今年度中にA+ 4単位回収するぞ、という意気込みだけで再提出した訳だが……まあ、思うところがあるので、次は開き直りますわ。

 

一方中国思想史はついに合格。3度目の正直なのか、3度目なのでお情けなのか。単修の方も手応えはあったので、単位取れれば万々歳だね。

 

というわけで、20単位チャレンジはすでに8単位死亡。今年度中の100単位到達も次の成績更新が瀬戸際であります。西洋哲学史と史学演習がネックなのだが、どうなることやら。

史学演習(日本)[2016冬期] その1 概観・感想

冬期スクーリング1群の史学演習を受講しました。

 

事前に情報を集めると、一様に「大変」とありましたが、想像以上でした。

 

初日は「史料・学術論文とは?」。本来ならテキストが準備されるはずだったのですが、「印刷が間に合わなかった」との事で、パワーポイントをひたすらノートに書き写さざるを得ない感じに。

ところで、「史料とは、と何度も説明してるのに理解してくれない人がいる」、そのせいで「毎年何人かは落としてしまっている」とのこと。試験とレジュメで各50点となってますので、ここでの説明をきちんと理解してレジュメ作成しないと単位は怪しそうです。

また、4限目にはボアソ15階の史学科研究室の見学と、史料として使用できるものの説明もありました。

 

2日目から5日目は、3限目は先生の論文(抜刷)を読んで行き、4限目は「論文追試」のための論文や史料を探したり、レジュメを作成する時間という感じでした。

ちなみに3限目に読んだ論文はこちら。

 

法政大学学術機関リポジトリ: 近世後期の村社会と「村用」 : 『家』と『村』と村落行政

 

これを受講者持ち回りで音読し、その箇所に「何が書かれているのか」を先生が解説するというもの。もし該当箇所に史料があれば、先生に続いて音読。

ちなみに論文の音読は、史料の箇所も「読んで下さい」とのこと。当時の文の読み方がわからないとつらい思いをするかも知れません。

なお、3日目以降授業のはじめに「史料の音読してきましたか?」と聞かれます。私は下記の論文追試に時間がとられてしまい、ろくにできませんでした。

 

4限目の「論文追試」については次回以降で詳しく述べますが、日本の近世史に関する論文を選び、それに使用されている史料を集め(ただし図書館と研究室所蔵の物で)、そして「論文は正しく史料を用いているのか?」を検討しつつレジュメ(要旨・史料)を作成するというもの。

論文選びも一苦労だし、史料がどこにあるかを調べるのも大変でした。

 

最終日の3限目は、本来なら論文の続きを読む時間のはずでしたが、先にレジュメの交換が行われ、なおかつレジュメ内容説明だとか感想などを述べる時間へと変更になりました。皆さんきちんとまとめられてますし、説明もできてましたが、私はまともに要約できず、説明も「おいおいおよよ」としか言えませんでした。とてもつらかった。

 

最後に試験ですが、未読史料を渡され「説明せよ」と。疲れ切っていたこともあり、書いてあることが頭に入らず、沈没。Cでいいから下さい。

 

とまあ、しんどい・つらい・これでいいのかわからないの三拍子でしたが、史料を読むのはやっぱり面白いですし、論文も今回のように分析的・批判的に読むのは初めてでしたので、とても勉強にはなりました。

 

驚いたのは、こうもしんどい科目なのに、脱落者が出ていないこと。最終日にリポート(レジュメ)提出という共通点のあった、1年の時の夏スクの物理学3で失踪者が出てたことを思うと、さすがみんな伊達に3年次以上かつ日本史概説4単位以上取ってないな!って感じですね。

 

次回は事前準備や、持ってきた方がいいものなどについて書こうと思います。

 

史学演習(日本)[2016冬期]その2 準備編 - 通信制苦学記録

歴史資料学(近代)[2016秋期]

昨日までの史学演習よりも先にこっち書かないとね。本当は成績出てから書きたかったのだけど。

 

この科目は近代における古文書・古記録を扱うもので、担当は宮内庁書陵部に居られた岩壁先生。

ちなみに2年から受講可能ですが、私は、昨年度は予備登録の抽選で落とされてしまいました。

取り上げる題材は行政文書や書簡、日記だけでなく、近代だけに写真(これで1回丸々使った)だとか、オーラル・ヒストリーなども取り上げてました。

 

もっとも、取り扱う史料の大半は毛筆かつくずし字ですので、予習で読んでみようにもなかなか一苦労。さらに活字(翻刻)であっても、原本と比較すると、原本にある文の一部が翻刻されておらず、そのため文意が正反対になっていたりだとか、和文タイプのものの場合、その性質上(カーボン紙を使って紙に文字を打つ)文字が元々薄かったり、あるいは時とともに消えたりしてしまっていたりと、毛筆・くずし字とはまた違った注意点や読む上での苦労がありました。

 

ところで「絶対出席して下さい」と言われた第2回目はくずし字など史料を読む際の基礎知識のレクチャーでして、「これ受けてから夏スクの長井先生の演習だったらどれだけよかったか」とリアルで恨み節をしばらく吐いてました。それはともかく、2年の人はこちらか夏にやってる近世のどちらかを取っておくと、後々楽になるのではないかな。

 

講義ですが、史料だとかそれの翻刻や解説は配布されますが、事細かなレジュメの類はありませんので、先生の話される「史料の性質・問題点」みたいな話は聞き流さずにノートに取っておく必要あり(そういうところも試験に出た。個人的にびっくりしたところなので運良く覚えてた箇所でもありましたが)。

 

試験は漢和辞典のみ持ち込み可。

問題は、史料に「何が書かれているか説明」だとか、「読み下しを平仮名で書く」、そしてさっき書いた「史料の性質・問題点」についてなどが、今回は大問(=史料)が2つの小問が計4か5つ、そして古文書で頻出する表現や漢字の読みを問うのが6問だったか。まあそれほど難しくはないです(が、まだ成績が出てないので、恥をかく可能性がが……)。

試験勉強としては、ノートを見返すのと、史料を音読ですかね。

 

残念だったのは、シラバスにあった『昭和天皇実録』に関することができなかったこと。関係者の話が聞けるだなんて、と思ったのですが……授業内ではなく、定期試験にしてくれればねえ。

あとは教室がF309だったのですが、ちょうど真上が体育館なせいでうるさかったのがね。

冬期スクーリング[2016]1群終了

ウェーイwwwwwwオツカレーwwwwwwwwwww

 

と言う気分じゃないですね、正直。

 

さて、今回受講したのは米崎先生の「史学演習(日本)」。

 

内容は「先生の書いた論文(近世史)を読む」のと「論文追試」で、成績評価は論文追試のレジュメと試験。

しかし、私が作成したレジュメと他の方が作成されたものとを比べると、私の要約力の無さが露呈してしまいまして……しかも受講者全員にそれが渡ると言う(恥)

試験も、文意の読み取れて無さを、適当な読み下し文で誤魔化す(兼暇潰し)という暴挙に。

だめだこりゃ。

 

出来は散々でしたが、アドバイスくらいはできる……かね。語ることが多いので、別立てにする記事は全3回+試験結果の予定(今回単位取れない可能性があるので、下手すればもっとかも)。

ちなみにカテゴリーを「史学科選択必修科目」と「史学科選択科目」にしていますが、私の場合すでに選択必修8単位を満たしているので、選択科目扱い。だけど、選択必修として受講する方が読まれるかも知れないこと、そしてWeb上でも選択必修の「史学演習2」になっているので、両方のタグを付けておきます。

 

受講直後の今言っておく事としては、

 

  1. 同じ群の他の科目は取るな。
  2. 先生は佐藤進一『古文書学入門』を勧めていたが、通教テキスト『日本古文書学』と同じ物だから、「文字が大きい方がいい」とかでない限り買わなくてもいいぞ。というか、通教テキストは『付録』として「収録文書の読み下し文」が付いてくるから、買ってしまった人も取り寄せた方がいい。ちなみに配布は申告制なので、『学習のしおり』などを読んで取り寄せましょう。

 

我ながら親切だな、って2番目は授業中に言えって話ですが、臆病なもんですから。

 

※余談1

「スクーリング試験」という新概念 is 何?

今回は授業内試験との違いがわからなかったけど、春・秋だとか、メディアなんかから推察するに、なーんだか嫌な予感しかしない響きだ……なので、今回単位取れてスクーリング30単位到達できればいいのだけど。

 

※余談2

富士見坂食堂に行くのに富士見坂校舎の教授室の前を通るのですが、そこが卒業試験の控室になってまして、「来年ここに入れるのかな」なんて思いましたが、入るためには半月後締切の「卒業論文1次指導書」を書かねばなりません。
論題の1つ目は決まってますが、2つ目はまだまだ。何を取り上げようとしているのかについては、Twitterから流れてきた奇特な方(多分いない)は察しがつくかも。
元々は産業技術関係で書ければ、と思ってたのですが、学習を進めて行くうちに、興味が別のところに移ってしまいました。思えば遠くに来たもんだ。

 

※余談3

ところで、売れなかった新築リゾートマンションみたいなブログの再利用として、唐突に通教の話を書くようになって1年経つんですね。

冬期スクーリング2群初日 - 通信制苦学記録


実はTwitterに常用してるのとは別のアカウントを作って学習記録をつけてた事があるのですが、アカウントの使い分けがめんどくさいのと、やっぱり記録を残す用途にはブログの方がいいよね、ということでこうなりました。いや、元々ここは実験のつもりだったけど、気がつくとあっち放ったらかしにしてるんだよなあ。どうしたものか。